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This web site is only compatible with Japanese text. 複合同期信号分離出力化改造工事設計図
はじめにこの場で公開する図面は、セガサターンなど映像用複合同期信号しか出力していない機種と、映像信号の入力に垂直同期信号、水平同期信号が必要な液晶ディスプレイを接続できるよう、本体を改造又は、変換基板を作成するための図面です。
回路の違い通常は下記の簡易形の回路で大丈夫ですが、水平同期信号を複合同期信号を代用してはうまく表示しない場合、複合同期信号の切込みパルスのみが障害となっているのであれば、簡易形 II の回路で、切込みパルスと、等価パルスが障害となっている場合は基本形の回路を使用してください。 例えば RDT235WX では簡易形の回路で映りますが、 LCD-8000V では基本形の回路でないと正常に表示できません。基本形の回路は 15kHzRGB 信号用です、図面を 24kHzRGB 信号に流用する場合は、計算書の内容をお読み頂き、設計変更を行ってください。 ただ、古いアーケード基板や家庭用ゲーム機では複合同期信号のパルス幅や間隔が崩れていたり、パルスが抜けていたりしているため基本形の回路でも対処できないことがあります。 複合同期信号の波形が崩れている原因として、垂直同期信号と水平同期信号を単純に XNOR や AND 回路で合成している為です。このような場合の対策としては、TBC 機能内蔵の画像安定器を使用すると良いだろうと、かかっくん様からご指導いただきました。 なお今回の場合は不要ですが、昔の RGB マルチ ( RGB21 ピン ) 端子を持つ CRT ディスプレイへ映像信号を入力する場合、AVcontrol 信号と Ys 信号を H レベルにしないと RGB 信号入力モードに切替わらない事があります。詳しくは「国産電算機のピンアサイン 映像端子編その 1 」をご覧ください。 図面簡易形 II の回路で、74HC86 に LM1881N の ODD / EVEN を入力していますが、うまく映らない場合は +5V を入力してみてください。
計算書式
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