試運転の資料館
玄関 総合案内 電算機部 営繕部 交通部 通信部

This web site is only compatible with Japanese text.

国産電算機のピンアサイン 外付け FDD 端子編


もくじ

はじめに

FDD 端子は端子形状とピン数にいくつかの種類がありますので、注意してください。

余談になりますが、FDD に使用するスイッチング電源は「最新フロッピ・ディスク装置とその応用ノウハウ」によると、無負荷から最大負荷までのステップ変動に強く、かつ、そのスイッチング周波数は FDD が使用する 62.5kHz から 250kHz を避けて出来るだけ低めにすると良いようです。


FDD 端子 ピンアサイン
 ( 外付け FDD 専用ケーブル先端の本体接続用端子 ) 

外付け FDD に付属する、専用ケーブル先端の本体接続用端子のピンアサインを示しています。表中、最も左端の数字はピン番号です。

FDD 端子 ピンアサイン
 ( 外付け FDD に付属する、専用ケーブル先端の
本体接続用端子の場合 ) 

PC-9821 La13 の
外付け FDD
 ( 875542-002 ) 
※1
SONY
FDD ユニット
PDD-150
※2
EPSON
FDD ユニット
SNE-FDD



不明 不明 不明



参考写真
なし
参考写真
なし
参考写真
なし
1 +5V RESET +5V
2 Index CPU CLOCK Index
3 Drive Select 0 RX0 Track 00
4 Head Load TX Write Protect
5 Disk Change ? PG OUT Read Data
6 360/300 ERASE BURST Disk Change
7 Ready ERESE GATE Non Connected
8 Motor ON WRITE DATA Non Connected
9 GND WRITE GATE Non Connected
10 Density WRITE MODE Drive Select 0
11 Direction READ MODE Motor ON
12 Side Select READ DATA
RTN
Write Data
13 GND READ CLOCK Write Enable
14 GND GND Density
15 GND CPU CLOCK
RTN
Side Select
16 Step Pulse GND ( RXI )  Direction
17 Write Data +5V Step Pulse
18 Write Enable +5V Non Connected
19 Non Connected +5V Non Connected
20 Track 00 GND Non Connected
21 Non Connected WRITE DATA
RTN
Non Connected
22 Write Protect +5V Non Connected
23 GND +5V GND
24 Read Data GND +5V
25 GND READ DATA Non Connected
26 +5V READ CLOCK
RTN
-
  • ※1
    工作室の記憶様の「PC-9821La13の外付けFDDケーブルとFDDユニット内部結線」という記事より引用。
  • ※2
    ソニー株式会社が PC-9800 シリーズ向けに発売した、2 インチデータディスクシステムの外付けドライブ。

FDD 端子 ピンアサイン
 ( EPSON ハンドヘルドコンピュータの本体接続用端子 ) 

セイコーエプソン株式会社が製造していたハンドヘルド コンピュータの中には、「PF-10」という型番の外付け FDD に対応している機種が有ります。この外付け FDD は一般的なドライブと異なり、本体とはシリアルデータでやり取りする様になっています。

次に、PF-10 の本体接続用端子のピンアサインを示しています。表中、最も左端の数字はピン番号です。

FDD 端子 ピンアサイン
 ( EPSON ハンドヘルドコンピュータの本体接続用端子の場合 ) 
端子規格 不明
※1
1

GND

2

TXD

純正ケーブルの場合、本体と外付け FDD の間では TXD と RXD はクロス結線となっている。

3

RXD

純正ケーブルの場合、本体と外付け FDD の間では TXD と RXD はクロス結線となっている。

4

RTS

純正ケーブルの場合、本体と外付け FDD の間では、RTS と CTS を接続した上で、相手側の CD と結線している。

5

CTS

純正ケーブルの場合、本体と外付け FDD の間では、RTS と CTS を接続した上で、相手側の CD と結線している。

6

DSR

純正ケーブルの場合、本体と外付け FDD の間では DSR と DTR はクロス結線となっている。

7

DTR

純正ケーブルの場合、本体と外付け FDD の間では DSR と DTR はクロス結線となっている。

8

CD

純正ケーブルの場合、本体と外付け FDD の間では、相手側の RTS および CTS と結線している。

  • ※1
    俗に miniDIN 8 ピン端子と呼ばれている形状の端子だが、端子の製造メーカー毎に形状が微妙に異なるので、よく確認する必要が有る。なお、丸型の DIN 端子そのものの規格に関する補足事項は、こちらの記事を参照の事。

玄関へ戻る

Copyright (C) 2016 "shiunten"