試運転の資料館 | |||||
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This web site is only compatible with Japanese text. SPARCstation シリーズの FDD のピンアサイン
はじめにある日、インターネットオークションで出品状況を眺めていたところ、米国 Sun Microsystems, Inc. ( 現在は、米国 Oracle Corporation に吸収合併 ) の SPARCstation シリーズで使用されているフロッピーディスクドライブ ( 以下、FDD ) が目に留まりました。 出品されている FDD の説明文を読むと、SPARCstation シリーズの FDD はオートイジェクト機構を備えている様です。恥ずかしながら、この説明文を読むまでは SPARCstation シリーズと PC/AT 互換機向けの FDD は全く同一の仕様だと思い込んでいました。 オートイジェクト機構は何処に有るのだろうかと出品物の写真を観察してみると、 FDD I/F 部の端子で、端子のキー部分と GND の割り当ての関係性が PC/AT 互換機向けの FDD とは異なっている事に気付きました。 こうなってくると、PC/AT 互換機向けの FDD とは仕様が異なっている箇所が複数有る可能性が高い為、謎すぎるその状況を解明しようと資料を探してみると、SPARCstation シリーズで使用されている FDD についての資料を発見しました。 この記事では、資料を元にピンアサインと簡単な注意点に絞って解説します。なお、発見した資料は最後の参考文献にて記載します。 FDD のピンアサイン次に、SPARCstation シリーズの FDD のピンアサインを示します。 なお、SPARCstation シリーズは FDD を 1 台しか内蔵していません。FDD にはドライブ番号を切り替えるジャンパや DIP スイッチが有るかもしれませんが、ドライブ番号は常に 1 台目 ( Drive Select 0 ) です。
おまけ参考文献のうち、「The Great SPARC Floppy Muddle」は、PC/AT 互換機用 FDD を簡易的な改造で転用しよう、という発想で作成された資料の様です。 その為、掲載されている情報は SPARCstation シリーズそのものに関する情報とPC/AT 互換機用 FDD の情報が混在しており、読む際には注意を要します。 なお当ウェブサイトの他の記事でも触れていますが、PC/AT 互換機用 FDD ではドライブ番号が Drive Select 1 に固定されている事が有り、転用する場合はドライブ番号周りの改修が必要になります。 参考文献
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