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LCD-8000V の RGB 映像信号対応状況
株式会社センチュリーがかつて製造、販売していた液晶ディスプレイである LCD-8000V は、いわゆる VGA 端子へ RGB 信号を入力する際、公式ウェブサイト上では水平同期周波数に関する特段の記載はないものの、 31.5kHz は勿論のこと、15.75kHz や 24.8kHz にも対応しているとの情報が有ります。
今回、水平同期周波数が 31.5kHz 未満の機種 ( 例えば、PC-9800 シリーズのうち PC-9801 型番の機種や SEGA SATURN など ) を接続した場合に表示できるか試験しましたので、以下に試験時の記録を掲載してます。
なお、画面上へ表示出来た時点で ( 調整が必要だとしても ) 表示可能と判定しています。
| LCD-8000V 表示試験記録 |
| 参考写真 |
説明文 |
参考写真-1 |
PC-9821 Ls12 の RGB 映像信号を水平同期周波数 24.8kHz にして出力したところ、問題なく映りました。
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参考写真-2 |
表示状況の拡大。LCD-8000V の場合、どのような信号を入力しても、VGA 信号と表示してしまいます。
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参考写真-3 |
Dreamcast の RGB 映像信号を水平同期周波数 15.75kHz にして出力したところ、問題なく映りました。
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参考写真-4 |
Dreamcast は、水平同期周波数 15.75kHz の映像信号を出力する動作モードを二種類持っていますが、どちらでも問題なく映りました。
なお、同期信号は垂直同期信号と水平同期信号をそのまま入力しても問題ありませんでしたが、複合同期信号を垂直同期信号と水平同期信号に分離して入力する時は、同期信号の波形を綺麗に成形しないと正常に表示できませんでした。
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参考写真-5 |
Dreamcast の RGB 映像信号を水平同期周波数 31kHz にして出力したところ、問題なく映りました。
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参考写真-6 |
SEGA SATURN の RGB 映像信号は水平同期周波数 15.75kHz ですが、問題なく映りました。
この事から、三菱電機株式会社の RDT235WX とは異なり、解像度に制限は無いようです。
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参考写真-7 |
表示状況の拡大
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