試運転の資料館 | |||||
玄関 | 総合案内 | 電算機部 | 営繕部 | 交通部 | 通信部 |
This web site is only compatible with Japanese text. PS2 のバックアップに関する覚書
はじめにディスクに傷がついて...加水分解してしまって...起動しなくなった ! そんな想定外の事態に備えて、Play Station 2 ( 以下、PS2 ) のディスクもバックアップを作るろうとする訳ですが、例によって PS2 用ディスクにはコピー対策が行われている為、簡単には作成できません。が、あえてチャレンジする時のために資料を集めてみました。 工作吸出しは、ライティングソフトの案内通りにやればたいていの場合は問題ありません。リードエラーは、先頭の始まり方がおかしいという物だったら無視して大丈夫です。 書込みも、基本的な事 ( 例えば、書込みに使用するドライブとメディアは、良質なものを使用する ) に注意して、ライティングソフトの案内に従えば問題なく出来上がります。 ただし、DVD-ROM で記録面が 2 層の場合、コピーが成功する確率が低いようです。一見、データが書き込めている様に見えても、2 層目のデータを読みに行く段階になってエラーを吐き出します。運が悪いとそもそも起動できない、とも言われています。 PS2 がまだ現行機種だった頃は、インターネット回線や HDD を使用するゲームはライセンス情報に注意しないと、アカウント剥奪などで遊べなくなる、という話も有りました。 ( 今となっては流石に認証サーバーも停止しているでしょうから、もはや関係ない話でしょう ) 起動ここから先は、書込みまで無事に成功したものとして話を進めます。一度やってみればわかるのですが、書込みしたディスクをそのまま PS2 に突っ込んでも「規格外のディスクです」って怒られてしまいます。 これは、PS2 用ディスクは最内周に細工がしてあり、そこをチェックして正規品であれば起動する仕組みの為です。 ( 最内周の部分に関しては、正確には元々拡張用として予約されている空間を PS2 専用に拡張しています。 ) 通常、この最内周部分をコピーすることはできません。 ( 不可能ではないようですが、出来る人はこんな記事読んでませんね。 ) 起動するには、それ専用のディスクを探してくるのが最善です ( MOD という手段もありますが、ここでは触れません。 ) 。この記事を執筆した当時に有名だったのは、Swap Magic でした。PAR Ver.1.6j を使う方法も有りました。 起動後、ディスクを交換することになりますが、これがまたやっかいで、次項の何れかの方法をとらねばなりません。 交換方法
なお、SCPH-7x000 系統の本体だと、もっと簡単に出来る方法が有ります。ただし、SCPH-7x000 系では動かないゲームや、SCPH-10000 のみで動くゲームも有りますから、ご自身の所有するゲームと相談すると良いでしょう。 おまけライティングソフトは色々ありますが、ここでは PS2 現役当時に有名だったものの一例を次に示します。
全てのライティングソフト共通で扱えるのは、拡張子が .iso 形式のディスクイメージです。これは国際標準化機構が定めた形式なので、これが扱えない事は殆ど有り得ないと思われます。 なお、独自規格のディスクイメージの場合、Daemon Tool に突っ込み、ライティングソフトの raw モードを使って焼く、という荒業でバックアップできる物があります。 |
Copyright (C) 2016 "shiunten"