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国産電算機のピンアサイン FDD 34 ピン端子編


もくじ

はじめに

FDD 端子は端子形状とピン数にいくつかの種類がありますので、注意してください。

また、端子形状やピン数が同一であるにも関わらずピンアサインが反転 ( この状態を俗に、「反転ケーブル」や「反転コネクタ」などと呼ぶ ) している事も有ります。詳細は工作室の記憶様の「コネクタの種類とピン番号」、にが HP 様の「MSX の FDD READY 信号の考察と検証」という記事を参照して下さい。

端子や電線の物理的形状の規格は内蔵型 FDD の場合、カードエッジ型端子はスリーエム ジャパン株式会社の 3463-0001 相当品、ボックス型ピンヘッダ端子は JEITA RC-5224A 相当品、電線はスリーエム ジャパン株式会社の 3365/34 相当品が基本になると思われます。

余談になりますが、FDD に使用するスイッチング電源は「最新フロッピ・ディスク装置とその応用ノウハウ」によると、無負荷から最大負荷までのステップ変動に強く、かつ、そのスイッチング周波数は FDD が使用する 62.5kHz から 250kHz を避けて出来るだけ低めにすると良いようです。


FDD 端子 ピンアサイン
 ( FD1155 シリーズ、FD1135D、FD1137D ) 

主に PC-9801 型番の機種へ搭載されている、端子のピン数が 34 ピンの FDD のピンアサイン一覧表です。表中、最も左端の数字はピン番号です。

FDD 端子 ピンアサイン
 ( FD1155 シリーズ、FD1135D、FD1137D ) 

日電
FD1155D
FD1157D
FD1157C
※1、※2
日電
FD1135D
FD1135C
※1、※2
日電
FD1137D



スリーエム
ジャパン
3463-0001
相当品
日本航空電子
PS-34SEN-D4P1-1C-N
or
PS-34SEN-D4P1-1D-N
相当品
日本航空電子
PS-34SEN-D4P1-1C-N
or
PS-34SEN-D4P1-1D-N
相当品



参考写真
なし
参考写真
なし
参考写真
別の記事を参照
1 GND GND GND
2 Density
or
High Density
※3
Density
or
High Density
※3、※13
Density
※17
3 Window
※4
or
GND
※5
Window
※4
or
GND
※5
Window
※4
4 Head Load
or
IN USE
※6、※7
Head Load
or
IN USE
※14
Head Load
or
IN USE
※14
5 GND GND GND
6 Drive Select 3
※8
Drive Select 3
※8
Drive Select 3
※8
7 MFM/FM
※9
or
GND
※5
MFM
※9
or
GND
※5
MFM
※9
8 Index Index Index
9 GND GND GND
10 Drive Select 0 Drive Select 0 Drive Select 0
11 Sync
※9
or
GND
※5
Sync
※9
or
GND
※5
Sync
※9
12 Drive Select 1 Drive Select 1 Drive Select 1
13 GND GND GND
14 Drive Select 2
※10
Drive Select 2
※10
Drive Select 2
※10
15 GND GND
※15
GND
16 Motor ON Motor ON Motor ON
17 Drive Selected
※4
or
GND
※5
Drive Selected
※4
or
GND
※16
GND
18 Direction Select Direction Select Direction Select
19 GND GND GND
20 Step Pulse Step Pulse Step Pulse
21 GND GND GND
22 Write Data Write Data Write Data
23 GND GND GND
24 Write Enable Write Enable Write Enable
25 GND GND GND
26 Track 00 Track 00 Track 00
27 GND GND GND
28 Write Protect Write Protect Write Protect
29 GND GND GND
30 Read Data
※11
Read Data
※11
Read Data
※18
31 GND GND GND
32 Side Select Side Select Side Select
33 GND GND GND
34 Ready
or
Disk Change
※12
Ready
or
Disk Change
※12
Ready
※19
  • ※1
    型番の末尾「D」は VFO 回路有り、末尾「C」は VFO 回路無し。
  • ※2
    主に PC-9801 型番の機種に搭載されているが、FDD 内部のジャンパを適切に設定すれば PC/AT 互換機でも使用可能。
  • ※3
    FDD 内部のジャンパにより信号切替が可能。PC-9800 シリーズでは Density 信号を FDD へ入力する設定で使用。
  • ※4
    型番の末尾「D」の場合。VFO 回路 ( データセパレート回路 ) 用の出力信号。
  • ※5
    型番の末尾「C」の場合。
  • ※6
    型番が「1155」の場合、IN USE 信号を入力すると、Head Load 信号の代用として使う事になると思われる。
  • ※7
    型番が「1157」の場合、FDD 内部のジャンパにより信号切替が可能。PC-9800 シリーズでは Head Load 信号の設定で使用する事が多いと思われる。
  • ※8
    PC-98 用 FD1231T 相当の 34 ピン端子搭載機の場合、別売の PC-9821-K08 等と接続する為の 8 ピン端子の 4 番ピンへ接続するのが確実である。
  • ※9
    型番の末尾「D」の場合。VFO 回路 ( データセパレート回路 ) 用の入力信号。
  • ※10
    PC-98 用 FD1231T 相当の 34 ピン端子搭載機の場合、別売の PC-9821-K08 等と接続する為の 8 ピン端子の 3 番ピンへ接続するのが確実である。
  • ※11
    型番の末尾「D」の場合、FDD 内部のジャンパにより信号切替が可能。PC-9801 型番では Standardized Read Data 信号、PC-9821 型番では Raw Read Data 信号の設定で使用する。
  • ※12
    FDD 内部のジャンパにより信号切替が可能。PC-9800 シリーズでは Ready 信号の設定で使用する。
  • ※13
    FDD 内部のジャンパにより、Density 信号または High Density 信号を FDD から出力することも可能。
  • ※14
    日電の仕様書によると、IN USE 信号を入力することも可能だった模様。この場合、Head Load 信号の代用として使うと思われる。
  • ※15
    日電の仕様書によると、工場で生産する際に Density ( 2 ) 信号または High Density ( 2 ) 信号を出力する仕様も製造できた模様。
  • ※16
    型番の末尾「C」の場合、標準は GND となっている。ただし、工場で生産する際に Drive Selected 信号を出力する仕様も製造できた模様。
  • ※17
    日電の仕様書によると、工場で生産する際に High Density 信号を入力する仕様も製造できた模様。
  • ※18
    Standardized Read Data 信号のみ出力可能。
  • ※19
    日電の仕様書によると、工場で生産する際に Disk Change 信号を出力する仕様も製造できた模様。
  • 8 ピン端子の詳細のうち、電気的仕様については HAMLIN's PAGE 様の「FDD 関係」ページ内にある「FDD_I/Fの8pinコネクターの信号」または「PC-9821-K08ケーブルとその接続」という記事を、端子の物理的仕様については工作室の記憶様の「26/30ピンコネクタと8/12ピンミニコネクタの作り方」という記事を参照の事。

FDD 端子 ピンアサイン
 ( FD1231T、SMD-1000 ) 

主に PC-9821 型番やそれ以外の機種へ搭載されている、端子のピン数が 34 ピンの FDD のピンアサイン一覧表です。表中、最も左端の数字はピン番号です。

FDD 端子 ピンアサイン
 ( FD1231T、SMD-1000 ) 

PC-9821 で
98 用 FD1231T 相当
34 ピン端子
※1、※2、※3、※4
エプソン
SMD-1000
( 部品番号
SMD-1022
-001-01 )



JEITA
RC-5224A 相当品
JEITA
RC-5224A 相当品



参考写真
なし
参考写真
なし
1 360/300
 ( Drive 0 ) 
GND
※10
2 Density Density
※8
3 360/300
 ( Drive 1 ) 
GND
※10
4 Head Load Head Load
5 GND GND
6 Drive Select 3
※5
Drive Select 3
7 GND +5V
8 Index Index
9 GND +5V
10 Drive Select 0 Drive Select 0
11 GND +5V
12 Drive Select 1 Drive Select 1
13 GND GND
14 Drive Select 2
※6
Drive Select 2
15 GND GND
16 Motor ON Motor ON
17 GND GND
18 Direction Select Direction Select
19 GND GND
20 Step Pulse Step Pulse
21 GND GND
22 Write Data Write Data
23 GND GND
24 Write Enable Write Enable
25 GND GND
26 Track 00 Track 00
27 GND GND
※9
28 Write Protect Write Protect
29 GND GND
30 Read Data Read Data
31 GND GND
32 Side Select Side Select
33 Disk Change
※7
GND
34 Ready Ready
  • ※1
    主に、1995 年 5 月に発売された PC-9821Xa7 以降の機種に搭載されている。
  • ※2
    上記の表は、PC-9821 デスクトップ機本体側のピンアサインを示している。
    純正の FDD は端子の向きが異なるため PC/AT 互換機用のケーブルはそのままでは流用できず、専用配線 ( この配線は俗に、「反転ケーブル」や、「反転コネクタ」と呼称 ) との組み合わせて接続する必要がある。配線または FDD を純正品ではない物へ交換する時は誤接続しないよう、端子および配線の接続方向に注意する必要がある。なお、結線が特殊な配線は FDD 用に限らず、FDD や HDD 用の電源配線、HDD 用の配線でも存在している。よって、注意が必要である。
  • ※3
    製造メーカーの仕様書によると、ボックス型ピンヘッダ端子のピン番号は、誤挿入防止の突起がある面に刻印されている三角の目印を 1 番ピンとして扱う事が一般的である。
    当ウェブサイトの場合、PC-9800 シリーズ以外の機種の資料も併記している事から、混乱を避けるためマザーボード側に搭載している端子 ( 但し、FD1158C を搭載している機種は除く ) を基準に記載している。他所のウェブサイトに掲載されている資料は、当ウェブサイトとは異なる基準で作成されている場合も有るので、読み始める前に資料同士の整合性を確認する必要が有る。
  • ※4
    型番と P/N の組み合わせによって、PC-9821 用と PC/AT 互換機用の二種類に分かれている。一覧表で対象としている P/N は、「134-506790-011-0」である。この他の P/N の個体については、HAMLIN's PAGE 様の「FDD関係」ページ内にある「PC-9821・9801・PC98-NX・PC/AT用3.5インチFDDの互換性一覧表」という記事を参照する事。
  • ※5
    PC-98 用 FD1231T 相当の 34 ピン端子搭載機の場合、別売の PC-9821-K08 等と接続する為の 8 ピン端子の 4 番ピンへ接続するのが確実である。
  • ※6
    PC-98 用 FD1231T 相当の 34 ピン端子搭載機の場合、別売の PC-9821-K08 等と接続する為の 8 ピン端子の 3 番ピンへ接続するのが確実である。
  • ※7
    Disk Change 信号として定義されているが、実際には機能している様子はなく、事実上 GND として扱って差し支えない。この様になった経緯は不明である。
  • ※8
    EPSON PC シリーズ ( PC-98 互換機 ) 用の FDD の場合、Density 信号を反転する必要がある場合も有るが、SMD-1000 に関しては反転する必要は無し ( 反転させると、かえって FD へアクセス出来なくなる ) 。
    なぜこのような違いが有るのか、そしてどの FDD の場合に反転させる必要があるのかの全容は不明だが、特定の FDD については工作室の記憶様の「エプソン98互換機本体−内蔵FDD対応表」および「エプソン98互換機の内蔵FDDのDensity信号」という記事を参照の事。
  • ※9
    機種よっては、何らかの信号が接続されているという情報がある。発表元の情報から推測する限り、IN USE 信号である可能性もあるが、詳細は不明。詳しくはわぴこのほーむぺーじ様の「日記兼掲示板」ページ内にある「PC-486なFDDのキケン究所」という記事を参照の事。
  • 8 ピン端子の詳細のうち、電気的仕様については HAMLIN's PAGE 様の「FDD 関係」ページ内にある「FDD_I/Fの8pinコネクターの信号」または「PC-9821-K08ケーブルとその接続」という記事を、端子の物理的仕様については工作室の記憶様の「26/30ピンコネクタと8/12ピンミニコネクタの作り方」という記事を参照の事。

参考文献

  • 高橋 昇司 著 CQ 出版株式会社
    最新フロッピ・ディスク装置とその応用ノウハウ
  • 株式会社三才ブックス バックアップ活用テクニック PART26

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