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国産電算機のピンアサイン
Atari 仕様ジョイスティック端子編


もくじ

はじめに

ゲームで使用するコントローラの中には、米国 Atari 社の ATARI VCS、のちの ATARI 2600 で採用された端子にその起源を持つ、いわゆる Atari 仕様ジョイスティックと呼ばれるものが有ります。

Atari 仕様ジョイスティックの本体とコントローラを接続する端子の物理的形状は、嵌合台やねじの部分を除けばいわゆる D-Sub 9 ピンとほぼ同等ですが、ピンアサインの仕様は非常に多岐に渡っています。

ピンアサインの情報を全てまとめようとすると大変な物量になってしまいますので、この記事ではコントローラ側のピンアサイン情報のうち代表的と思われるものに絞って掲載します。


ジョイスティック端子 ピンアサイン
 ( PC-9800 シリーズ、FM TOWNS ) 

表中、最も左端の数字はピン番号です。

ジョイスティック端子 ピンアサイン
 ( PC-9800 シリーズ、FM TOWNS ) 


PC-9800
シリーズ
FM TOWNS
パッド
 ( 標準 / 6 釦 ) 
FM TOWNS
マウス



IEC 60807
 ( D-Sub 9pin ) 
※1



参考写真-1
※2
1 FWD
 ( 上 ) 
FWD
 ( 上 ) 
or
釦 Z
※3、※4
Data Bit0
2 BACK
 ( 下 ) 
BACK
 ( 下 ) 
or
釦 Y
※3、※4
Data Bit1
3 LEFT
 ( 左 ) 
LEFT
 ( 左 ) 
or
釦 X
※3、※4
Data Bit2
4 RIGHT
 ( 右 ) 
RIGHT
 ( 右 ) 
or
釦 C
※3、※4
Data Bit3
5 VCC
 ( +5V ) 
VCC
 ( +5V ) 
6 TRG1
 ( 釦 A / 1 ) 
※5
TRIG1
 ( 釦 A ) 
※5
釦 左
7 TRG2
 ( 釦 B / 2 ) 
※5
TRIG2
 ( 釦 B ) 
※5
釦 右
8 OUTPUT
 ( COM ) 
※6
COM
 ( 帰還端子 ) 
※4、※5
※7、※8
Strobe
9 GND GND ( グランド ) 
  • ※1
    端子の物理的形状の規格。
  • ※2
    参考写真は本体側の端子を提示している。
  • ※3
    RUN ボタンは LEFT ボタンと RIGHT ボタンの同時押し、SELECT ボタンは UP ボタンと DOWN ボタンの同時押し。
  • ※4
    6 ボタン PAD の場合、8 番ピンの COM が 0 ( L ) の場合、1 番から 4 番までは通常のまま、1 ( H ) の場合、1 番から 4 番まではそれぞれ  Z / Y / X / C となる。
  • ※5
    本体側は双方向で通信可能。
  • ※6
    本体側から信号を出力。
  • ※7
    テクニカルデータブックでは 8 番ピンが COM 端子になっているが、純正パッド ( FMT-PD103 ) を調査する限り、実際には 9 番ピンを COM 端子に用いている模様。
  • ※8
    Marty 用のパッドでは ZOOM 釦が付いているが、純正パッド ( FMM-PAD301 ) を調査する限り、8 番ピンと 9 番ピンの間に b 接点のタクトスイッチらしきものを挿入し、押下時に回路を切り離す事で制御する様になっていた。

ジョイスティック端子 ピンアサイン
 ( MSX ) 

表中、最も左端の数字はピン番号です。

ジョイスティック端子 ピンアサイン
 ( MSX ) 


MSX
パッド
MSX
マウス



IEC 60807
 ( D-Sub 9pin ) 
※1



参考写真-1
※2
1 FWD
 ( 上 ) 
Data Bit0
2 BACK
 ( 下 ) 
Data Bit1
3 LEFT
 ( 左 ) 
Data Bit2
4 RIGHT
 ( 右 ) 
Data Bit3
5 Non Connected VCC
 ( +5V ) 
6 TRG1
 ( 釦 A / 1 ) 
※3
釦 左
7 TRG2
 ( 釦 B / 2 ) 
※3
釦 右
8 COM
※4
Strobe
9 Non Connected
※5
GND
  • ※1
    端子の物理的形状の規格。
  • ※2
    参考写真は本体側の端子を提示している。
  • ※3
    本体側は双方向で通信可能。
  • ※4
    本体側から信号を出力。
  • ※5
    一般的には ATARI 2600 と互換性のある 8 番ピンを COM にするが、一部のジョイスティックでは 9 番ピンを COM として定義した製品も有った模様。

ジョイスティック端子 ピンアサイン
 ( SMC-777 ) 

表中、最も左端の数字はピン番号です。

ジョイスティック端子 ピンアサイン
 ( SMC-777 ) 


SMC-777
ジョイスティック 1
SMC-777
ジョイスティック 2



IEC 60807
 ( D-Sub 9pin ) 
※1



参考写真-1
※2
1 FWD
 ( 上 ) 
2 BACK
 ( 下 ) 
BACK
 ( 下 ) 
※3
3 LEFT
 ( 左 ) 
LEFT
 ( 左 ) 
※3
4 RIGHT
 ( 右 ) 
RIGHT
 ( 右 ) 
※3
5 VCC
 ( +5V ) 
6 TRIG TRIG
※3
7 Non Connected UserBit
※3
8 GND CS
※3
9 GND
  • ※1
    端子の物理的形状の規格。
  • ※2
    参考写真は本体側の端子を提示している。
  • ※3
    本体側は双方向で通信可能。

ジョイスティック端子 ピンアサイン
 ( SG-1000、メガドライブ ) 

表中、最も左端の数字はピン番号です。

ジョイスティック端子 ピンアサイン
 ( SG-1000、メガドライブ ) 


SG-1000 メガドライブ



IEC 60807
 ( D-Sub 9pin ) 
※1



参考写真-1
※2
1 FWD
 ( 上 ) 
FWD
 ( 上 ) 
※4
2 BACK
 ( 下 ) 
BACK
 ( 下 ) 
※4
3 LEFT
 ( 左 ) 
LEFT
 ( 左 ) 
※4
4 RIGHT
 ( 右 ) 
RIGHT
 ( 右 ) 
※4
5 VCC
 ( +5V ) 
6 TRG1
 ( 釦 A / 1 ) 
A 釦
or
B 釦
※3、※4
7 GND デジタル出力
 ( Low / High ) 
※3、※4
8 COM
9 TRG2
 ( 釦 B / 2 ) 
START 釦
or
C 釦
※3、※4
  • ※1
    端子の物理的形状の規格。
  • ※2
    参考写真は本体側の端子を提示している。
  • ※3
    A 釦と B 釦、START 釦と C 釦は、7 番ピンの状態により有効になる釦が異なる。7 番ピンが 0 ( L ) の場合はそれぞれ  A / START、1 ( H ) の場合は B / C となる。
  • ※4
    本体側は双方向で通信可能。

ジョイスティック端子 ピンアサイン
 ( Atari ) 

表中、最も左端の数字はピン番号です。

ジョイスティック端子 ピンアサイン
 ( Atari ) 


Atari
ジョイスティック
Atari
パドル



IEC 60807
 ( D-Sub 9pin ) 
※1



参考写真-1
※2
1 UP
※3
Non Connected
2 DOWN
※3
Non Connected
3 LEFT
※3
RIGHT BUTTON
4 RIGHT
※3
LEFT BUTTON
5 Non Connected LEFT PADDLE
※4、※5
6 FIRE Non Connected
7 Non Connected VCC
 ( +5V ) 
8 COM
9 Non Connected RIGHT PADDLE
※4、※5
  • ※1
    端子の物理的形状の規格。
  • ※2
    参考写真は本体側の端子を提示している。
  • ※3
    本体側は双方向で通信可能。
  • ※4
    純正以外のパドルを用いる場合、可変抵抗値の違いの影響で検知範囲がズレたり狭まったりする可能性が有る。
  • ※5
    アナログ値も入力可能。

ジョイスティック端子 ピンアサイン
 ( Commodore 64 ) 

表中、最も左端の数字はピン番号です。

ジョイスティック端子 ピンアサイン
 ( Commodore 64 ) 


Commodore 64
ジョイスティック
Commodore 64
パドル



IEC 60807
 ( D-Sub 9pin ) 
※1



参考写真-1
※2
1 UP
※3
Non Connected
2 DOWN
※3
Non Connected
3 LEFT
※3
RIGHT BUTTON
4 RIGHT
※3
LEFT BUTTON
5 Non Connected LEFT PADDLE
※4、※5
6 LEFT BUTTON
※3
Non Connected
7 VCC
 ( +5V ) 
8 COM
9 RIGHT BUTTON RIGHT PADDLE
※4、※5
  • ※1
    端子の物理的形状の規格。
  • ※2
    参考写真は本体側の端子を提示している。
  • ※3
    本体側のうち、ジョイスティック 1 側のみ双方向で通信可能。
  • ※4
    純正以外のパドルを用いる場合、可変抵抗値の違いの影響で検知範囲がズレたり狭まったりする可能性が有る。
  • ※5
    アナログ値のみ入力可能。

参考文献


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