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HKT-1100 分解調査写真集


もくじ

はじめに

ある日、某所にてドリームキャストの開発機材と思われる HKT-1100 を入手しました。今回、その HKT-1100 を調査して写真撮影を行いましたので、その結果を公開します。


調査写真の一覧

次に、調査写真の一覧を示します。

HKT-1100 調査写真一覧
参考写真 説明文

参考写真-1

最初に正面から。左端にはロゴと型番が表記されているが、右端には「POWER」と「ACCESS」の表記が有る表示灯、それに何らかの設定用と思われる DIP SW が設けられている。

参考写真-2

続いて右側面。この機器の上部カバーは、上面と側面に有るねじで固定されている。また、ドリームキャスト本体と接続する拡張バス ( G2 バス ) の出っ張りが有る。

参考写真-3

背面。左端から、MIDI IN と OUT の表記が有る端子、SCSI 端子、SCSI ID 設定用と思われるロータリースイッチ、電源端子が有る。

参考写真-4

左側面。上部カバーを固定するねじ以外に、この機器とドリームキャスト本体を連結したままにしておく為の金具を固定出来る様に、中央よりも左寄りにねじ穴が有る。

参考写真-5

裏面。放熱用の通気口と足が有り、型番など諸元を記載したシールが貼付されている。

参考写真-6

正面 DIP SW を見やすい角度から。DIP SW は四個ほど備わっているのが分かる。

参考写真-7

背面 端子類を見やすい角度から。端子類を固定するねじはプラスねじだが、拡張バスの出っ張りを固定するねじは、いわゆるトルクスねじになっているのが分かる。

参考写真-8

上部カバーを取り外したところ。内部の基板は一枚だけで有る事が分かる。

参考写真-9

基板表面 ( 部品面 ) の全体。

基板中央には Altera Corporation ( 現在は Intel Corporation ) の EPM7128SLC84 が有るほか、メモリや汎用ロジック IC と思われるものが散在している。また、左下の空間は SCSI 端子を想起させるパターンが描かれている。

参考写真-10

基板裏面 ( ハンダ面 ) の全体。チップ抵抗やチップコンデンサの様な小部品が有る程度で、目立って大きな部品は見当たらない。

参考写真-11

基板表面の拡大その 1。基板左上に有るのが、富士通株式会社の SCSI コントローラである MB86605 だと分かる。

参考写真-12

基板表面の拡大その 2。拡張バスにはダンピング抵抗らしきチップ抵抗やバッファと思われるロジック IC と思われるものが繋がっている。

参考写真-13

拡張バスの出っ張り部分。端子が上下に二個設けられている。

参考写真-14

拡張バスの出っ張り部分を分解したところ。一枚の基板に端子が設けられている事が分かる。

参考写真-15

基板表面 ( 部品面 ) の全体。チップ抵抗を実装する様なパターンが描かれているが、実際には直結している。

参考写真-16

基板裏面 ( ハンダ面 ) の全体。完全にベタアースになっている。

参考写真-17

AC アダプタの銘板。入力は AC100V で内部の変圧器容量が 18VA 、出力は 850mA 時に DC10V である事が分かる。


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