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仕様が異なる FD1238T の制御基板同士を比較する


NEC が製造していた FD1238T のうち、初期モデルには PC-9800 シリーズ向けと PC/AT 互換機向けの仕様が存在していて、FDD 本体の部品番号 ( P/N ) 以外の違いは把握しづらいですが、よく観察してみると同一の部品番号が振られた制御基板上で、チップ抵抗の配置を変えて動作の設定を変更している事が分かります。

この記事は ( PC-9800 シリーズでも使用可能な FD1238T はゴムベルトを使用しているので、殆ど意味は有りませんが ) 制御基板にどのような違いが有るのか、調査した際の忘備録です。


まずは、基板の外観を比較できる写真の一覧表から。

FD1238T 比較写真集
PC-98 用
FD1238T
PC/AT 
互換機用
FD1238T
説明文

全景写真

制御基板の全景。左側が PC-98 用、右側が  PC/AT 互換機用。

基板左下
PC-98 用

基板左下
PC/AT 
互換機用

制御基板の左下。PC-98 用では「SW3」のスイッチと「R19」が省略されているのに比べ、PC/AT 互換機用ではスイッチとチップ抵抗が実装されている。

基板左上
PC-98 用

基板左上
PC/AT 
互換機用

制御基板の左上。制御コントローラはどちらも FDN145A で同一だが、コントローラ周辺のチップ抵抗は配置が異なっている。

基板右
PC-98 用

基板右
PC/AT 
互換機用

制御基板の右。こちら側は同一の模様。


ジャンパ設定

以下に、基板上に実装されているチップ抵抗の違いを記載します。

FD1238T ジャンパ設定表
シルク
印刷
PC-98 用
FD1238T
PC/AT 
互換機用
FD1238T
備考

JA2

オープン

0 ohm
( 1 位側 )

JA3

10k ohm
( 2 位側 )

10k ohm
( 1 位側 )

JA4

10k ohm
( 1 位側 )

0 ohm
( 2 位側 )

JA5

10k ohm
( 3 位側 )

0 ohm
( 2 位側 )

JA6

10k ohm
( 4 位側 )

10k ohm
( 3 位側 )

JA7

10k ohm
( 2 位側 )

10k ohm
( 4 位側 )

JA9

0 ohm
( 2 位側 )

0 ohm
( 1 位側 )

シルク印刷が「JA10」と紛らわしい

JA10

10k ohm
( 2 位側 )

0 ohm
( 1 位側 )

シルク印刷が「JA9」と紛らわしい

R13

10k ohm

オープン

R19

オープン

47k ohm

SW3

オープン


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